“給人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゅうにん80.0%
きふにん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第二、上等士族を給人きゅうにんと称し、下等士族を徒士かちまたは小役人こやくにんといい、給人以上と徒士以下とは何等なんらの事情あるも縁組えんぐみしたることなし。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
菖助は名古屋藩の方に聞こえた宮谷家から後妻を迎えている人で、関所を預かるおも給人きゅうにんであり、砲術の指南役であり、福島でも指折りの武士の一人ひとりであった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
同人どうにん家來給人きふにんかね目付めつけ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)