“目付”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めつけ46.7%
めつき20.0%
めつ17.8%
めっ13.3%
めつか2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十月の十二日は慶喜が政権奉還のことを告げるために、大小目付めつけ以下の諸有司を二条城に召した日である。一同の驚きはなかった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
何にいたせわたくしはついぞあんな人間を見た事もございませんし、また人間があんな目付めつきをいたしているはずがございません。
「一ツ橋家の武士達より、どうともして先に昆虫館を、目付めつけ出さなければ意地が立たない。だがどうにも歩きにくいなあ」
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
お前さんの好きな作者の小説もお前さんが読んではなんにもならないのだが、わたしが読めばあの人に可哀がって貰う種を目付めっける種本になるのだわ。
海「あゝ斯う目付めつかってはもう仕方がねえ、他人ひとには云うなえ」