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山目付
ふりがな文庫
“山目付”の読み方と例文
読み方
割合
やまめつけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまめつけ
(逆引き)
膝を抱えると
杢之進
(
もくのしん
)
、
日向思案
(
ひなたしあん
)
に落ちこんで、
山目付
(
やまめつけ
)
とは、何たる御苦労なしな役目だろうと、今さららしく、退屈の不平を数えた。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こんな
日傭稼
(
ひようかせ
)
ぎなどになめられて、
山目付
(
やまめつけ
)
というお役目がつとまるものかと、
伊部熊蔵
(
いのべくまぞう
)
、ひたいに
青筋
(
あおすじ
)
を立ってカンカンになりながら
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
肥前鍋島家
(
ひぜんなべしまけ
)
の役人、
山目付
(
やまめつけ
)
の
鈴木杢之進
(
すずきもくのしん
)
という色の黒い
侍
(
さむらい
)
、手に
寒竹
(
かんちく
)
の
杖
(
つえ
)
をもち、日当たりのいい
灌木
(
かんぼく
)
の傾斜を、ノソリ、ガサリ、と歩いている。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山目付(やまめつけ)の例文をもっと
(3作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
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