“縁組”の読み方と例文
読み方割合
えんぐみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第二、上等士族を給人きゅうにんと称し、下等士族を徒士かちまたは小役人こやくにんといい、給人以上と徒士以下とは何等なんらの事情あるも縁組えんぐみしたることなし。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
したが、こゝな浮氣者うはきもの、ま、わしと一しょにやれ、仔細しさいあって助力ぢょりきせう、……この縁組えんぐみもと兩家りゃうけ確執かくしつ和睦わぼくへまいものでもない。
馬鹿っ! 貧乏はしても嘉三郎だぞ! そこえらの水呑みずのみ百姓と縁組えんぐみが出来ると思うのか! 痩せても枯れても庄屋の家だぞ。
栗の花の咲くころ (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)