“豐富”の読み方と例文
新字:豊富
読み方割合
ほうふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
A 葉書はがきくわんするきみ知識ちしき非常ひじやう豐富ほうふだね。をんなはなしばかりが專門せんもんかと思つたら、葉書はがきの話も專門せんもんだね。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
初心しよしん發掘はつくつとしては權現臺ごんげんだい大成功だいせいこうであつた。無論むろん遺物ゐぶつ豐富ほうふでもつたのだが、たくからちかいので、數々しば/″\られたのと、人手ひとでおほかつたのも勝利しやうり原因もとであつた。
山下先生に別れると、額にかかつてゐたかみをうしろへきあげて、豐富ほうふかみの毛が外にはみ出さぬ樣に丁ねい帽子ぼうしをかむり石をつてひよいと體をかしまた走り出した。
坂道 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)