“豐玉”の読み方と例文
新字:豊玉
読み方割合
とよたま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに豐玉とよたま毘賣の命、その伺見かきまみたまひし事を知りて、うらやさしとおもほして、その御子を生み置きて白さく
その上にせまつりて、百取の机代つくゑしろの物を具へて、御饗みあへして、その女豐玉とよたま毘賣にはせまつりき。
ここにわたの神の女豐玉とよたま毘賣の命、みづからまゐ出て白さく、「あれすでに妊めるを、今こうむ時になりぬ。こを念ふに、天つ神の御子、海原に生みまつるべきにあらず、かれまゐ出きつ」