“御饗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みあへ60.0%
みけ20.0%
ミアエ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ大御饗みあへたてまつる時に、その女矢河枝やかはえ比賣の命に大御酒盞を取らしめて獻る。ここに天皇、その大御酒盞を取らしつつ、御歌よみしたまひしく
さなきだに、事の勃発いらい、天皇の御憂悶ごゆうもんは申すまでもない。御饗みけもお減りになったと大膳寮ではいっている。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
此人は天津日高の御子虚空津ソラツ日高にませりと云いて、即ち内に率て入れ奉りて、美智の皮の畳八重を敷き、亦た絁畳八重を其上に敷きて、其上に座せ奉りて、百取の机代の物を具えて御饗ミアエして
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)