“御饗応”のいろいろな読み方と例文
旧字:御饗應
読み方割合
ごきょうおう60.0%
ごちそう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「———今宵は至れり盡せりの御饗応ごきょうおうあずかり、結構な引出物まで頂戴したことはしましたが、まだこれだけでは、はゞかりながら此の左大臣を引き止めるには足りませんな」
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「いや、どうも、かくお手厚い御饗応ごきょうおうにあっては恐縮のいたりで——」
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「多摩川の方へ遊びに往った帰りです、何か御饗応ごちそうはないでしょうか」
一握の髪の毛 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「お葉ちゃん何か御饗応ごちそうになるの」
文妖伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)