“饗応奉行”の読み方と例文
読み方割合
きょうおうぶぎょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信長は予告なしに饗応奉行きょうおうぶぎょうの台所屋敷へ臨検りんけんした。このところ安土は照入梅てりにゅうばいのような蒸暑さであったせいか、乾物かんぶつや生魚のにおいがぷんぷんと鼻へ襲った。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
饗応奉行きょうおうぶぎょうには、自分のほかに、二、三名も任命されていることゆえ、こよいの宴に事欠くことはなかったにちがいない。——多少、料理や膳具に模様がえはあったとしても。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)