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郡奉行
ふりがな文庫
“郡奉行”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こおりぶぎょう
85.7%
こほりぶぎやう
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こおりぶぎょう
(逆引き)
仁斎橋を渡って町人町へはいったとき、
渡部
(
わたべ
)
という老人に会った。老人は
郡奉行
(
こおりぶぎょう
)
で、
提灯
(
ちょうちん
)
を持った供が付いてい、雨具をつけていた。
滝口
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「
郡奉行
(
こおりぶぎょう
)
の
鷲尾
(
わしお
)
と、
太田村
(
おおたむら
)
の見廻り役、
大高新右衛門
(
おおたかしんえもん
)
の両家へ、変を知らせておけ。もはやいずれも駈けつけておるかもしれぬが、念のために」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
郡奉行(こおりぶぎょう)の例文をもっと
(12作品)
見る
こほりぶぎやう
(逆引き)
敷
(
しき
)
て今や/\と
相待
(
あひまち
)
ける所へ三五郎次右衞門
寺社奉行
(
じしやぶぎやう
)
郡奉行
(
こほりぶぎやう
)
同道にて來りしかば祐然は
出迎
(
いでむか
)
へ
直
(
たゞち
)
に
墓所
(
はかしよ
)
へ案内するに此時三五郎は我々は
野服
(
のふく
)
なれば御
燒香
(
せうかう
)
を致すは
恐
(
おそれ
)
あり
貴僧
(
きそう
)
代香
(
だいかう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
杏坪が江戸に
往反
(
わうへん
)
しなくなつたのは何故であらうか。
郡奉行
(
こほりぶぎやう
)
にせられたのが此年の七月ださうだから、早く年初若くは前年より東遊せずにゐたのであらうか。頼氏の事に明るい人の教を受けたい。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
郡奉行(こほりぶぎやう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“郡奉行(
郡代
)”の解説
郡代(ぐんだい)とは室町時代から江戸時代にかけての幕府・諸藩に置かれた職名。郡奉行(こおりぶぎょう)とも。時代によって厳密な意味合いは異なるが、一般には、その土地の領主に代わって徴税・司法・軍事等の職務を、郡といった広い単位で担当した地方行政官、すなわち郡単位の代官(郡奉行なら奉行)のことを指す。
(出典:Wikipedia)
郡
常用漢字
小4
部首:⾢
10画
奉
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“郡”で始まる語句
郡
郡山
郡内
郡代
郡司
郡上
郡中
郡家
郡丞
郡長
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南町奉行所
“郡奉行”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
作者不詳
直木三十五
山本周五郎
吉川英治
島崎藤村
森鴎外
田中貢太郎