“郡上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぐじょう57.1%
ぐじやう14.3%
ぐんじょう14.3%
グジヤウ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
郡上ぐじょうの領主、とう下野守常縁しもつけのかみつねよりが征東指揮官として派遣され、下総の領地に下って、一族の千葉実胤ちばさねたねと共同戦線をはって攻撃したので、公方方も守りをかたくして防戦につとめ
三三あまさへ去年こぞの秋、三四京家の下知として、三五美濃の国郡上ぐじやうぬし三六とう下野守しもつけのかみ常縁つねより三七御旗みはたびて、三八下野の領所しるところにくだり、氏族しぞく三九千葉ちば実胤さねたねとはかりて四〇むるにより
私も仇討に出立せんければならぬが、手にった品々は重役に預けて置き、私は一度濃州の郡上ぐんじょうへ立越えます心得である
八月大野路を穴馬越えして、美濃郡上グジヤウに出、其から高山へ出て、其処に宿を定めて、大秀の千種園を叩くに到つたのである。
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)