“太田村”の読み方と例文
読み方割合
おおたむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
郡奉行こおりぶぎょう鷲尾わしおと、太田村おおたむらの見廻り役、大高新右衛門おおたかしんえもんの両家へ、変を知らせておけ。もはやいずれも駈けつけておるかもしれぬが、念のために」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
万彦はじぶんの知っている神仙のことについてはなした。備前びぜんくに赤磐郡あかいわごおり太田村おおたむら大字万富おおあざまんとみ小字梅こあざうめという処に山形尊やまがたそんと云う盲人があった。その盲人はその時三十歳であった。
神仙河野久 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)