“郡山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こおりやま84.0%
こほりやま16.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、さっき郡山こおりやまからのお使が一人見えたっきり、正午前おひるまえのうちは武者修行が三人ほどおいでになりましたが、直ぐお帰りでした」
大和やまと郡山こおりやまの旧城跡、三笠みかさ春日かすがと向き合いの暖い岡に、広い池を幾つも掘って、この中に孵化ふかする金魚の子の数は、百万が単位である。
うもみません、すこし、うと/\しましたつけ。うつかりゆめでもたやうで、——郡山こほりやままでは一つたことがあるものですから……」
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ほゞ同数の二番手は後にここへ参着して、京橋口にうつり、次いで跡部あとべの要求によつて守口もりぐち吹田すゐたへ往つた。後に郡山こほりやまの一二番手も大手に加はつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)