“三笠”の読み方と例文
読み方割合
みかさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大和やまと郡山こおりやまの旧城跡、三笠みかさ春日かすがと向き合いの暖い岡に、広い池を幾つも掘って、この中に孵化ふかする金魚の子の数は、百万が単位である。
法隆寺の北裏に連なる丘陵を背にして、はるかに三笠みかさ山のふもとにいたる、いにしえの平城京をもふくめた大和平原の一端が展望される。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
「誓ひしことも」(忘れじと誓ひしことをあやまたば三笠みかさの山の神もことわれ)という歌のように私は信じています。
源氏物語:13 明石 (新字新仮名) / 紫式部(著)