“大和郡山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまとこおりやま50.0%
やまとこほりやま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「……いや。筒井殿には、来会の意志がないのでしょう。さもなくば、大和郡山やまとこおりやまからここまでの坦々たんたんたる道、かように時遅れるわけはございませぬ」
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おれも以前は大和郡山やまとこほりやまの藩中で、輕いながらも武家奉公をした身の上だ。若い時から俳諧がすきで、窮屈な武家奉公がどうも面白くないと思つてゐるうちに、おまへが十三の時に女房が死んだ。
俳諧師 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)