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こおりぶぎょう
ふりがな文庫
“こおりぶぎょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
郡奉行
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
郡奉行
(逆引き)
甚七の邸で殺された一人が
郡奉行
(
こおりぶぎょう
)
の
倅
(
せがれ
)
であったからである。甚七が村
外
(
はず
)
れへかゝった時、二人の手先が競いかゝった。それを倒して村へ入った時、大勢の者に取巻かれた。
新訂雲母阪
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
のち
郡奉行
(
こおりぶぎょう
)
となり、昔橘
良基
(
よしもと
)
が五国守となりし時、その処身の秘訣を述べて「百術は一清に
如
(
し
)
かず」といえるをとりて、職に
在
(
あ
)
る間「不如一清」の四字を刻したる印を用い、
清廉
(
せいれん
)
を以て自からも期し
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
豊三郎はそれをもって、おりから軍議最中の飯田城へ駆けつけたところ、
郡奉行
(
こおりぶぎょう
)
はひそかに彼を別室に招き間道通過に尽力すべきことを依託したという。その足で豊三郎は飯田の町役人とも会見した。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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