“相待”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいま40.0%
あひまつ20.0%
そうたい20.0%
あひまち10.0%
あいまっ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
農耕が発達するにれて、平地の生存に堪えられない是等これら狩猟を生命とする民衆の一団は、狩場であった森林の喪失と獲物の減少と相待あいまって
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
聞き三吉然らば御かへり相待あひまつべしと言て上りこみ一向うごかぬ故小兵衞も是非なく密と勝手かつての方より出ておもてへ廻り只今歸りしていにて三吉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
どんな哲学者も、近世になっては大低世界を相待そうたいに見て、絶待ぜったいの存在しないことを認めてはいるが、それでも絶待があるかのように考えている。
かのように (新字新仮名) / 森鴎外(著)
しきて今や/\と相待あひまちける所へ三五郎次右衞門寺社奉行じしやぶぎやう郡奉行こほりぶぎやう同道にて來りしかば祐然は出迎いでむかたゞち墓所はかしよへ案内するに此時三五郎は我々は野服のふくなれば御燒香せうかうを致すはおそれあり貴僧きそう代香だいかう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
依て安慰、滋養品、運動とのみつは、実に相待あいまってこそ長寿すべきを能く銘記あらんことを祈る。寛は幸にして此みっつを以てするに怠らず。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)