“絶待”の読み方と例文
読み方割合
ぜったい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんな哲学者も、近世になっては大低世界を相待そうたいに見て、絶待ぜったいの存在しないことを認めてはいるが、それでも絶待があるかのように考えている。
かのように (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「芸者かね。何も僕が絶待ぜったい的に拒絶したわけじゃあないのです。学生諸君も来られる席であって見れば、そんなものは呼ばない方が穏当だろうと云ったのですよ」
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)