相待そうたい)” の例文
どんな哲学者も、近世になっては大低世界を相待そうたいに見て、絶待ぜったいの存在しないことを認めてはいるが、それでも絶待があるかのように考えている。
かのように (新字新仮名) / 森鴎外(著)
相待そうたい的なうったえの歌であるのに、この歌は、不思議にも独詠的な歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)