“あひまち”の漢字の書き方と例文
語句割合
相待100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しきて今や/\と相待あひまちける所へ三五郎次右衞門寺社奉行じしやぶぎやう郡奉行こほりぶぎやう同道にて來りしかば祐然は出迎いでむかたゞち墓所はかしよへ案内するに此時三五郎は我々は野服のふくなれば御燒香せうかうを致すはおそれあり貴僧きそう代香だいかう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
相待あひまち申べしと歸氣色はなかりしにぞ店の者はほとん當惑たうわくなし殊に小兵衞の女房は御殿下ごてんさがり故此體をのぞき見て甚だ驚き小兵衞へ早々さう/\歸し給へとせまりしかば小兵衞も難儀なんぎ千萬に思ひ番頭を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
致すべしと申付られける公用人等こうようにんら早速さつそく古駕籠ふるかごちやう古看板ふるかんばん三ツ并びにおび三筋女の掛無垢等かけむくとうを用意なし日のくるゝをぞ相待あひまちける扨夜も初更しよこうの頃になりしかば越前守は掛無垢かけむくかしらよりかぶりて彼古駕籠に身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)