“あひまつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
相待100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞き三吉然らば御かへり相待あひまつべしと言て上りこみ一向うごかぬ故小兵衞も是非なく密と勝手かつての方より出ておもてへ廻り只今歸りしていにて三吉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
唯今肥後邸ニ横井をたづね候所、夜前申合候通、伏相待あひまつと申て、今日八ツ時頃、出足ニて候よし。
はななほ三人打寄うちより相談をなすにどうせ隱し立は成まじき間御呼出し次第罷出まかりいで吟味ぎんみうけんと思ひて相待あひまつ所に程なく定廻り同心自身番に來りて七右衞門を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
きらひて幼年なれば今四五年も相待あひまつべしととゞめ候故本意ほんいなくは思へども師匠の仰せ默止難もだしがたく是迄は打過うちすぎ候なり此度こそさいはひに日頃の宿願しゆくぐわんはたすべき時なり何卒此儀このぎ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)