“此儀”の読み方と例文
読み方割合
このぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
領主 予(よ)は常(つね)に足下(おぬし)をば正(たゞ)しい僧(そう)と信(しん)じてをったわ。……ロミオの僕(しもべ)は何處(いずこ)にをる? 彼(か)れは此儀(このぎ)に對(たい)して何(なん)と申(まう)すぞ?
彼者(かのもの)迷惑(めいわく)して、「つひに獻立(こんだて)を仕(つかまつ)りたる覺(おぼ)えござなく、其道(そのみち)は聊(いさゝか)も心得候(こゝろえさふら)はねば、不調法(ぶてうはふ)に候(さふらふ)、此儀(このぎ)は何卒(なにとぞ)餘人(よじん)に御申下(おんまをしくだ)さるべし」と困(こう)じたる状(さま)なりけり。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
持て我が寢所(ねどころ)へ來りし故怪敷(あやしく)思(おも)ひ片蔭(かたかげ)に隱(かく)れて窺(うかゝ)ひしに夜着(よぎ)の上より我を刺(さし)候樣子に付き取押(とりおさ)へて繩を掛(かけ)しなり此儀(このぎ)公邊(おかみ)へ訴(うつた)へ此者を吟味(ぎんみ)致さんと云ひけるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)