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怪敷
読み方 | 割合 |
あやしき | 50.0% |
あやしく | 50.0% |
揃へ與市に
違ひなき由申ければ淡路守殿如何に勘兵衞其方儀
豫て
怪敷廉も
之有により
取調に及びし處海賊の與市に違ひなし
眞直に舊惡を
彦三郎御長屋中に
怪敷人有との事なれば此御家主へ相談は
如何に候はんと
尋ぬるに權三
打笑ひ爰の
家主は店子の中に
依怙贔屓多く下の者を
殺し金百兩奪ひ取りしとて
御所刑に成しとの噂を聞權三助十の兩人は
怪敷思ひ橋本町八右衞門
店にも
駕籠屋仲間有る故彦兵衞が樣子を
洗ひ居る者あるに付
能々見るに同長屋の勘太郎と申者なれば
怪敷思ひながら
空知ぬ
振に罷在し所右の勘太郎
急に二三十兩掛て
造作を致し道具を