“御所刑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おしおき66.7%
ごしょけい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殺し金百兩奪ひ取りしとて御所刑（おしおき）に成しとの噂を聞權三助十の兩人は怪敷（あやしく）思ひ橋本町八右衞門店（たな）にも駕籠屋（かごや）仲間（なかま）有（あ）る故彦兵衞が樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)
「伜が下手人でないとわかれば、私はもう何んにも隱すところはありません。さア、繩を打つて引立てゝ下さい、私はどんな御所刑（おしおき）を受けても、決して、決して怨みはしません」
銭形平次捕物控：256 恋をせぬ女 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
蝙蝠（こうもり）が翼を拡げたような、おそろしく大きい鳥が、フワリフワリと飛び廻って居るということでがすよ、——私は見たわけじゃないが、なんでも、昔々御所刑（ごしょけい）になった
天保の飛行術 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)