“仙洞御所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんとうごしょ70.0%
せんとうのごしょ20.0%
せんどうごしよ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしそれらのなかで最も深く教授を感激させたのは、京都の仙洞御所せんとうごしょのなかで清涼殿せいりょうでんの前庭をかこんだ一帯の風趣であったのです。
けれど、鳥羽法皇の院政や、後宮美福門院をめぐって、藤原貴族政治の末期にあがいた人々のえんじた人間宿業劇しゅくごうげきは、余りにも、生々しいものでした。内裏だいり仙洞御所せんとうのごしょは、その活舞台です。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仙洞御所せんどうごしよと稱し一品親王なり又天子御世繼よつぎの太子を東宮とうぐういひ是又一品親王なり又東叡山の宮樣は一品准后ほんじゆんこうにして准后とは天子のきさきじゆんずる故に准后の宮樣とは云なり然ば宮樣の御沓おくつ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)