“清涼殿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいりょうでん90.9%
せいりやうでん9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしそれらのなかで最も深く教授を感激させたのは、京都の仙洞御所せんとうごしょのなかで清涼殿せいりょうでんの前庭をかこんだ一帯の風趣であったのです。
もとよりここは花山院の今内裏いまだいり(仮の皇居)だが、天皇のおわすところ、どこでもそこを清涼殿せいりょうでんと呼ぶのがならわしなのである。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)