“夜着”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
よぎ95.5%
やぎ2.3%
ピヂヤマ2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“夜着”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸9.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
京都ではそでのある夜着よぎはつくらぬものの由を主人からうけたまわって、京都はよくよく人を寒がらせる所だと思う。
京に着ける夕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
暗いなかをなお暗くするために眼をねむって、夜着よぎのなかへ頭をつき込んで、もうこれぎり世の中へ顔が出したくない。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
静岡しずおかの何でも町端まちはずれが、その人の父が其処そこの屋敷に住んだところ、半年はんねんばかりというものは不思議な出来事が続けさまで、発端は五月頃、庭へ五六輪、菖蒲あやめさいていたそうでその花を一朝ひとあさ奇麗にもぎって、戸棚の夜着やぎの中に入れてあった。
一寸怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
登志子は、可笑しいやうな、気の毒なやうな思ひで、それにしても温い飲物でも持つて行つてあげなければならないと気づいて、慌てて寝台ベツドを降りると、夜着ピヂヤマの上に外套を羽織つて、お茶の仕度にとりかかつた。
海路 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)