“厚夜着”の読み方と例文
読み方割合
あつよぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寒いとは云え四月と云う時節に、厚夜着あつよぎを二枚も重ねて掛けているから、ただでさえ寝苦しいほど暑い訳であるが、手足と胸のうちは全く血の通わぬように重く冷たい。
琴のそら音 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)