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相待
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あひまつ
聞き三吉然らば御
歸迄
相待申
可と言て上り
込一向
動かぬ故小兵衞も是非なく密と
勝手の方より出て
表へ廻り只今歸りし
體にて三吉を
唯今肥後邸ニ横井を
尋候所、夜前申合候通、伏
水ニ
相待と申て、今日八ツ時頃、出足ニて候よし。
話し
猶三人
打寄相談をなすに
何せ隱し立は成まじき間御呼出し次第
罷出吟味を
請んと思ひて
相待所に程なく定廻り同心自身番に來りて七右衞門を
嫌ひて幼年なれば今四五年も
相待べしと
止め候故
本意なくは思へども師匠の仰せ
默止難く是迄は
打過候なり此度こそ
幸ひに日頃の
宿願を
果すべき時なり何卒
此儀を