“御饗(みあへ)” の例文
かれ大御饗(みあへ)獻(たてまつ)る時に、その女矢河枝(やかはえ)比賣の命に大御酒盞を取らしめて獻る。ここに天皇、その大御酒盞を取らしつつ、御歌よみしたまひしく
真女子立ち出でて、故ありて八三人なき家とはなりぬれば、八四実(まめ)やかなる御饗(みあへ)もえし奉らず。
天(あま)つ御饗(みあへ)とは誰かいふや。
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
その上に坐(ま)せまつりて、百取の机代(つくゑしろ)の物を具へて、御饗(みあへ)して、その女豐玉(とよたま)毘賣に婚(あ)はせまつりき。
其地(そこ)より幸でまして、忍坂(おさか)一九の大室に到りたまふ時に、尾ある土雲二〇八十建(やそたける)、その室にありて待ちいなる二一。かれここに天つ神の御子の命もちて、御饗(みあへ)を八十建(やそたける)に賜ひき。