“忍坂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おさか50.0%
おさかの16.7%
おざか16.7%
おしさか16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また息長眞手おきながまての王が女、比呂ひろ比賣の命に娶ひて、生みませる御子、忍坂おさか日子人ひこひと太子みこのみこと、またの名は麻呂古の王、次に坂のぼりの王、次に宇遲うぢの王三柱。
そして特に琴を弾いた人は、市原王いちはらのおおきみ忍坂おさかの王とで、うたったのは田口朝臣家守あそんやかもりほか十数人であったと記されてある。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
それからまたその宇陀うだをおたちになって、忍坂おざかというところにお着きになりますと、そこには八十建やそたけるといって、あなの中に住んでいる、しっぽのはえた、おおぜいのあらくれた悪者どもが
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
また迦具漏かぐろ比賣に娶ひて生みませる御子、川原田かはらだの郎女、次に玉の郎女、次に忍坂おしさか大中おほなかつ比賣、次に登富志とほしの郎女、次に迦多遲かたぢの王五柱。