忍坂おさか)” の例文
また息長眞手おきながまての王が女、比呂ひろ比賣の命に娶ひて、生みませる御子、忍坂おさか日子人ひこひと太子みこのみこと、またの名は麻呂古の王、次に坂のぼりの王、次に宇遲うぢの王三柱。
忍坂おさかの邑に酒宴をもよおして敵を誘い、道臣命の合図で一挙にこれを皆殺しになされたとか、或いは景行天皇御西征の時に、土蜘蛛に赤い着物や珍らしい物を与えて招き寄せ
次に、忍坂おさか大室おおむろにおいでになつた時に、尾のある穴居の人八十人の武士がその室にあつて威張いばつております。
其地そこより幸でまして、忍坂おさか一九の大室に到りたまふ時に、尾ある土雲二〇八十建やそたける、その室にありて待ちいなる二一。かれここに天つ神の御子の命もちて、御饗みあへ八十建やそたけるに賜ひき。
意富本杼おほほどの王が妹、忍坂おさか大中津おほなかつ比賣の命に娶ひて、生みませる御子、木梨きなしかるの王、次に長田の大郎女おほいらつめ、次にさかひの黒日子の王、次に穴穗あなほの命、次に輕の大郎女、またの御名は衣通そとほしの郎女
忍坂おさかの大きな土室つちむろ