“八十建”の読み方と例文
読み方割合
やそたける100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其地そこより幸でまして、忍坂おさか一九の大室に到りたまふ時に、尾ある土雲二〇八十建やそたける、その室にありて待ちいなる二一。かれここに天つ神の御子の命もちて、御饗みあへ八十建やそたけるに賜ひき。
それからまたその宇陀うだをおたちになって、忍坂おざかというところにお着きになりますと、そこには八十建やそたけるといって、あなの中に住んでいる、しっぽのはえた、おおぜいのあらくれた悪者どもが
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)