“大中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいちゆう50.0%
おほなか25.0%
たいちゅう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、池のふちをめぐつて、大中だいちゆう本店の池の中の座敷の裏がはが見えるところの、椎の木のもとにあるベンチへ腰を懸けた。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
かれ高木の入日賣の御子、額田ぬかだ大中おほなか日子ひこの命、次に大山守おほやまもりの命、次に伊奢いざの眞若の命、次にいも大原の郎女いらつめ、次に高目たかもくの郎女五柱。
白居易の亡くなった宣宗せんそう大中たいちゅう元年に、玄機はまだ五歳の女児であったが、ひどく怜悧れいりで、白居易は勿論もちろん、それと名をひとしゅうしていた元微之げんびしの詩をも、多く暗記して
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)