“伺見”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かきまみ50.0%
カキマミ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここにその言を奇しと思ほして、そのまさに産みますを伺見かきまみたまへば、八尋鰐になりて、匍匐ひもこよひき。すなはち見驚き畏みて、遁げ退きたまひき。
あれ、恆は海道うみつぢを通して、通はむと思ひき。然れども吾が形を伺見かきまみたまひしが、いとはづかしきこと」とまをして、すなはち海坂うなさかきて、返り入りたまひき。
その伺見カキマミ給いしことを知らして、心恥ウラハヅカしと思おして、其御子を生み置きて、吾、恒は海つ道を通して、通わんとこそ思いしを、吾形を伺見給いしが、いと愧かしき事と申して
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)