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枳殼
ふりがな文庫
“枳殼”のいろいろな読み方と例文
新字:
枳殻
読み方
割合
からたち
70.0%
カラタチバナ
20.0%
きこく
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からたち
(逆引き)
葉の尖つた
柊
(
ひゝらぎ
)
、暗い杉、
巴丹杏
(
はたんきやう
)
などが其邊に茂つて居まして、木戸の横手にある石垣の隅には見上げるほど高い
枳殼
(
からたち
)
が立つて居ました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
枳殼(からたち)の例文をもっと
(7作品)
見る
カラタチバナ
(逆引き)
家持は、門と門との間に、細かい柵をし圍らし、目隱しに
枳殼
(
カラタチバナ
)
の
叢生
(
ヤブ
)
を作つた家の外構への一個處に、まだ
石城
(
シキ
)
が可なり廣く、人丈にあまる程に築いてあるそばに、近寄つて行つた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
枳殼(カラタチバナ)の例文をもっと
(2作品)
見る
きこく
(逆引き)
茯苓
(
ふくりやう
)
、
肉桂
(
にくけい
)
、
枳殼
(
きこく
)
、
山査子
(
さんざし
)
、
呉茱萸
(
ごしゆゆ
)
、
川芎
(
せんきう
)
、
知母
(
ちぼ
)
、
人蔘
(
にんじん
)
、
茴香
(
ういきやう
)
、
天門冬
(
てんもんとう
)
、
芥子
(
からし
)
、イモント、フナハラ、ジキタリス——幾百千種とも數知れぬ藥草の繁る中を、八幡知らずにさ迷ひ歩いた末
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
枳殼(きこく)の例文をもっと
(1作品)
見る
枳
漢検1級
部首:⽊
9画
殼
部首:⽎
12画
“枳殼”で始まる語句
枳殼垣
検索の候補
枳殼垣
殼枳寺
“枳殼”のふりがなが多い著者
釈迢空
島崎藤村
蒲原有明
柳田国男
三好達治
折口信夫
豊島与志雄
野村胡堂