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からたち
ふりがな文庫
“からたち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
枳殻
54.8%
枳殼
16.7%
枳
14.3%
臭橘
4.8%
枸橘
4.8%
枳棘
4.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枳殻
(逆引き)
……その土橋をわたると、
枳殻
(
からたち
)
の長い垣根が始まって、道がすこし登りになりながら、雑木林の中へ入り込んで行く。
キャラコさん:09 雁来紅の家
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
からたち(枳殻)の例文をもっと
(23作品)
見る
枳殼
(逆引き)
ソーンフィールドも好きです、その
古風
(
こふう
)
さ
閑寂
(
かんじやく
)
さ、古い、
鴉
(
からす
)
の木や
枳殼
(
からたち
)
の木、灰色の
建物
(
たてもの
)
の正面、また鋼鐵色の空を
映
(
うつ
)
す暗い窓の線などもね。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
からたち(枳殼)の例文をもっと
(7作品)
見る
枳
(逆引き)
手探りで
枳
(
からたち
)
の門を潜ると、家の中は真暗で、台所の
三和土
(
たたき
)
の上には、七輪の炭火だけが目玉のように明るく燃えていた。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
からたち(枳)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
臭橘
(逆引き)
内の塀の上から真赤な椿の花が見えて、お米蔵の
側
(
そば
)
の
臭橘
(
からたち
)
に薄緑の芽の吹いているのが見えるばかりである。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
からたち(臭橘)の例文をもっと
(2作品)
見る
枸橘
(逆引き)
聖堂を出るとき石段で
転
(
ころ
)
んで、眼のまわりをそんなにし、また
枸橘
(
からたち
)
の垣根で頬をひっ掻いたといった。信用したかどうか、父は黙っていたし、母もなんにも云わずに薬をつけて呉れた。
桑の木物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
からたち(枸橘)の例文をもっと
(2作品)
見る
枳棘
(逆引き)
活しながらに一枚〻〻皮を剥ぎ取れ、肉を剥ぎとれ、彼等が
心臓
(
しん
)
を鞠として蹴よ、
枳棘
(
からたち
)
をもて脊を
鞭
(
う
)
てよ、歎息の呼吸涙の水、動悸の血の音悲鳴の声、其等をすべて
人間
(
ひと
)
より取れ、残忍の外快楽なし
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
からたち(枳棘)の例文をもっと
(2作品)
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“からたち”の意味
《名詞》
からたち【唐太刀】
奈良時代に唐から伝来した太刀で、それを基にした和製の太刀。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
きこく
カラタチバナ
からたちばな
たちから