旧字:枳殼
ここから運河が山に入るまでの両側は、枳殻が連つてゐるので、秋になると、黄色な実が匂を強く放つて私たちを喜ばせた。
……その土橋をわたると、枳殻の長い垣根が始まって、道がすこし登りになりながら、雑木林の中へ入り込んで行く。
“枳殻”の意味
《名詞》
カラタチ
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“枳殻”の解説
枳殻(きこく)とは、ミカン科(ダイダイ、ナツミカンなど)の成熟した果実を乾燥した生薬ただし、異説あり。である。健胃作用がある。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)