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『冬の夜がたり』
ふりがな文庫
『
冬の夜がたり
(
ふゆのよがたり
)
』
何歳ごろの事であつたか、はつきりとは思返すことができないのであるが、然し其時の記憶は半世紀あまりを過ぎた今日に至るまで、かすかながら心の奥に残されてゐる。 それは夏でもなければ冬でもなかつたらしい。とすれば、春も暮行くころか、さらずば秋も酣 …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「來訪者」筑摩書房、1946(昭和21)年9月5日第1刷
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
年齢
(
よはひ
)
向
(
むかふ
)
合
(
あひ
)
啣
(
はま
)
曰
(
のたまは
)
明
(
あきらか
)
奴
(
やつこ
)
相違
(
ちがひ
)
馬丁
(
べつたう
)
酣
(
たけなは
)
詳
(
つまびらか
)
稚顔
(
をさながほ
)
迂曲
(
うね
)
湫路
(
しうろ
)
点出
(
てんしゆつ
)
目容
(
まなざし
)
様子
(
やうす
)
魁偉
(
くわいゐ
)
法被
(
はつぴ
)
晡時
(
やつどき
)
徐
(
おもむろ
)
母家
(
おもや
)
溯
(
さかのぼ
)
公卿
(
くげ
)
現在
(
いま
)
枳殻
(
からたち
)
木犀
(
もくせい
)
素読
(
そどく
)
老余
(
らうよ
)
方向
(
むき
)
懵然
(
ぼうぜん
)
干役
(
かんえき
)
反圃
(
たんぼ
)