“晡時”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほじ50.0%
やつどき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十月さく。舟廻槻木ヲテ岩沼ノ駅ニ飯ス。名取川駅ノ東ヲめぐツテ海ニ入ル。晡時ほじ仙台ニ投ズ。列肆れっし卑陋ひろう。富商大估たいこヲ見ズ。独芭蕉ばしょうノ屋宇巍然ぎぜんトシテ対列スルノミ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
晡時やつどきの菓子をねだつたり、駄々をこねて見たりする元気もなくなつてしまつた。
冬の夜がたり (新字旧仮名) / 永井荷風(著)