“三宝”のいろいろな読み方と例文
旧字:三寶
読み方割合
さんぽう55.6%
さんぼう38.9%
さんばう2.8%
サンバウ2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
媛神 わたしちっとも頼みはしません。こころざしは受けますが、三宝さんぽうにのったものは、あとで、食べるのは、あなたがたではありませんか。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
後に聖武しょうむ天皇が自ら三宝さんぼうやっこと宣言せられたような、主権者の権威を永遠の真理によって基礎づけるところの決然たる言葉はここには用いられていないが
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
老人は晴々とした顔で、むつくりと毛布の上に起きなほつた。伊庭は床の間の三宝さんばうの上にあつた白布で、両の手を拭いてゐる。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
三宝サンバウ仕奉天皇(羅我)ミコトラマト盧舎那大前奏賜(部止)奏