三宝さんばう)” の例文
旧字:三寶
老人は晴々とした顔で、むつくりと毛布の上に起きなほつた。伊庭は床の間の三宝さんばうの上にあつた白布で、両の手を拭いてゐる。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)