トップ
>
枳
ふりがな文庫
“枳”の読み方と例文
読み方
割合
からたち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からたち
(逆引き)
仮を弄して真を成す、世おのづから其の事多く、橘を植ゑて
枳
(
からたち
)
に変ずる、土之をして然らしむるなり。二語共に佳、悦ぶ可し。
東西伊呂波短歌評釈
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
手探りで
枳
(
からたち
)
の門を潜ると、家の中は真暗で、台所の
三和土
(
たたき
)
の上には、七輪の炭火だけが目玉のように明るく燃えていた。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
苦参
(
くじん
)
という草を床の下へ敷いて寝るか、
枳
(
からたち
)
の葉を抱いて寝ると
蚤
(
のみ
)
よけになるということにまで源内談義が及びかけた時——不意に、今までヒッソリしていた隣り座敷で
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
枳(からたち)の例文をもっと
(6作品)
見る
枳
漢検1級
部首:⽊
9画
“枳”を含む語句
枳殻
枳殼
枳殻垣
枳殻寺
枳園
枳殼垣
枳棘
枳椇
阿遅須枳高日子
麻用弭枳
森枳園
殼枳寺
茶枳尼天
荼枳尼
賦枳
枳穀
吒枳尼
枳殻籬
枳棘叢中
枳梖
...
“枳”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
幸田露伴
吉川英治
林芙美子