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枳殼垣
ふりがな文庫
“枳殼垣”の読み方と例文
新字:
枳殻垣
読み方
割合
からたちがき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からたちがき
(逆引き)
此家
(
ここ
)
の隣屋敷の、時は五月の初め、朝な/\學堂へ通ふ自分に、目も覺むる淺緑の
此上
(
こよ
)
なく嬉しかつた
枳殼垣
(
からたちがき
)
も、いづれ
主人
(
あるじ
)
は風流を
解
(
げ
)
せぬ醜男か
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
丸山町へ行つて
崖
(
がけ
)
の下の方から見ると、直助の家は竹林の上に屋根だけ見せますが、竹林の中には人間の歩いた樣子はなく、第一、竹林の外の
枳殼垣
(
からたちがき
)
は
銭形平次捕物控:141 二枚の小判
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
竹から竹を傳はつて
枳殼垣
(
からたちがき
)
を越え、
椎
(
しひ
)
の
樹
(
き
)
を
滑降
(
すべりお
)
りて、下の往來に立つたのは、思ひも寄らぬ見事な體術です。
銭形平次捕物控:141 二枚の小判
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
枳殼垣(からたちがき)の例文をもっと
(4作品)
見る
枳
漢検1級
部首:⽊
9画
殼
部首:⽎
12画
垣
常用漢字
中学
部首:⼟
9画
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枳殼
検索の候補
枳殼
枳殻垣
殼枳寺
“枳殼垣”のふりがなが多い著者
石川啄木
野村胡堂