“からたちがき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
枳殼垣57.1%
枳殻垣42.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「池の端の枳殼垣からたちがきの中——あのお吉の長襦袢ながじゆばんを脱ぎ捨ててあつたあたりに女のくしが落ちてゐたんで」
岩吉は枳殼垣からたちがきと建物の間を狹く拔けて、お六婆アの家の裏口へ廻つて仰天しました。
が、いくら歩いて行っても、枳殻垣からたちがきはやはり僕の行手ゆくてに長ながとつづいているばかりだった。
死後 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
誰かこれを持っていたことがある、——僕はそんなことを思い出しながら、いつか書斎でも何でもない、枳殻垣からたちがきに沿った道を歩いていた。
死後 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)