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芥子坊主
ふりがな文庫
“芥子坊主”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けしぼうず
87.5%
けしばうず
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けしぼうず
(逆引き)
今では、その毒汁で脹らんだ
芥子坊主
(
けしぼうず
)
を切りさへすれば、望み通りに茶色の涙のやうなものがぼろぼろと滴り落ちて来る。……
鴉片
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
どこまで始末に
了
(
お
)
えねえか
数
(
すう
)
が知れねえ。
可
(
い
)
いや、地尻の番太と
手前
(
てめえ
)
とは、
己
(
おら
)
が
芥子坊主
(
けしぼうず
)
の時分から居てつきの厄介者だ。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
芥子坊主(けしぼうず)の例文をもっと
(7作品)
見る
けしばうず
(逆引き)
大
(
おほき
)
な
像
(
ざう
)
で、
飯
(
めし
)
の
時
(
とき
)
なんぞ、
並
(
なら
)
んで
坐
(
すは
)
る、と
七才
(
なゝつ
)
の
年
(
とし
)
の
私
(
わたくし
)
の
芥子坊主
(
けしばうず
)
より、づゝと
上
(
うへ
)
に、
髪
(
かみ
)
の
垂
(
さが
)
つた
島田
(
しまだ
)
の
髷
(
まげ
)
が
見
(
み
)
えたんです。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
芥子坊主(けしばうず)の例文をもっと
(1作品)
見る
“芥子坊主”の解説
芥子坊主(けしぼうず)とは
ケシの果実。阿片(あへん)はケシの未熟な果実から採取される。同じケシ属でも、オニゲシ、ひなげしなどには、あへん成分はほとんど含まれていない。
江戸時代の少年少女の髪型。3~4歳の子供が結う(詳細は下に)。すずしろ、お芥子とも
(出典:Wikipedia)
芥
漢検準1級
部首:⾋
7画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
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