“壳”の読み方と例文
読み方割合
から100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おあとから行まする、戀しき君、さる詞をば次第なく並べて、身は此處に心はもぬけのからに成りたれば、人の言へるは聞分るよしも無く、樂しげに笑ふは無心の昔しを夢みてなるべく
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
おあとから行まする、恋しき君、さることばをば次第なく並べて、身は此処ここに心はもぬけのからに成りたれば、人の言へるは聞分ききわくるよしも無く、楽しげに笑ふは無心の昔しを夢みてなるべく
うつせみ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)