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黒蛇
ふりがな文庫
“黒蛇”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くろへび
50.0%
こくだ
16.7%
くろくちなわ
16.7%
くろじゃ
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くろへび
(逆引き)
尾
(
を
)
と
頭
(
あたま
)
を
以
(
も
)
つて
撃
(
う
)
つた
炎
(
ほのほ
)
の
大蛇
(
おろち
)
は、
黒蛇
(
くろへび
)
に
變
(
へん
)
じて
剩
(
あまつさ
)
へ
胴中
(
どうなか
)
を
蜿
(
うね
)
らして
家々
(
いへ/\
)
を
卷
(
ま
)
きはじめたのである。それから
更
(
さら
)
に
燃
(
も
)
え
續
(
つゞ
)
け、
焚
(
や
)
け
擴
(
ひろ
)
がりつゝ
舐
(
な
)
め
近
(
ちか
)
づく。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
黒蛇(くろへび)の例文をもっと
(3作品)
見る
こくだ
(逆引き)
二百ぢかい手下が、
銅鑼
(
どら
)
や太鼓を鳴らし、
柵門
(
さくもん
)
で一度、わあっと気勢をあげた。そしてたちまち、一列の
黒蛇
(
こくだ
)
となって麓の方へ沈んでいった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黒蛇(こくだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
くろくちなわ
(逆引き)
だらりと垂れた舌から、黒い血、いや、
黒蛇
(
くろくちなわ
)
を吐いたと思って、声を立てたが、それは
顋
(
あご
)
のまわりをかけて、まっすぐに小草に並んで、羽を休めたおはぐろ蜻蛉の群であった。
露萩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
黒蛇(くろくちなわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
くろじゃ
(逆引き)
藤子は軽い雨のなかを、
黒蛇
(
くろじゃ
)
の目をさして、
四角
(
よつかど
)
に待っていた。彼女は久しく庸三のところへ出入りしている
美貌
(
びぼう
)
の未亡人で、いつも葉子に関する庸三の話のよき
聴
(
き
)
き手の一人であった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
黒蛇(くろじゃ)の例文をもっと
(1作品)
見る
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
蛇
常用漢字
中学
部首:⾍
11画
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黒蛇目
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