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蜿々
ふりがな文庫
“蜿々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えんえん
44.4%
うねうね
22.2%
うね/\
16.7%
ゑん/\
11.1%
えん/\
5.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんえん
(逆引き)
星こそあれ、
無月荒涼
(
むげつこうりょう
)
のやみよ。——おお、はるかに
焔
(
ほのお
)
の列が
蜿々
(
えんえん
)
とうごいていく。呂宋兵衛らの
祈祷
(
きとう
)
の群れだ、火の行動は人の行動。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蜿々(えんえん)の例文をもっと
(8作品)
見る
うねうね
(逆引き)
野の中空を、雪の翼を縫って、あの青い火が、
蜿々
(
うねうね
)
と蛍のように飛んで来ました。
雪霊続記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蜿々(うねうね)の例文をもっと
(4作品)
見る
うね/\
(逆引き)
輕便鐵道
(
けいべんてつだう
)
の
線路
(
せんろ
)
を
蜿々
(
うね/\
)
と
通
(
とほ
)
した
左右
(
さいう
)
の
田畑
(
たはた
)
には、ほの
白
(
じろ
)
い
日中
(
ひなか
)
の
蛙
(
かへる
)
が、こと/\、くつ/\、と
忍笑
(
しのびわら
)
ひをするやうに
鳴
(
な
)
いた。
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
蜿々(うね/\)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
ゑん/\
(逆引き)
特に馬車を辞して
蜿々
(
ゑん/\
)
たる小径を
攀
(
よ
)
じ登つた時、其れは真に「人間に非ざる別天地」である、と私は感歎せざるを得なかつた。
馬鈴薯からトマト迄
(新字旧仮名)
/
石川三四郎
(著)
蜿々(ゑん/\)の例文をもっと
(2作品)
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えん/\
(逆引き)
南は宇治川の長堤
曲浦
(
きょくほ
)
が
蜿々
(
えん/\
)
と麓をめぐっておりまして、大坂よりの着船に便よろしく、北は洛外に打ちつゞき在家が幾重にも引き廻して
商賈
(
しょうこ
)
が繁昌いたしており
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
蜿々(えん/\)の例文をもっと
(1作品)
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蜿
漢検1級
部首:⾍
14画
々
3画
“蜿”で始まる語句
蜿蜒
蜿
蜿蜓
蜿打
蜿曲
蜿蜿
蜿蜒裊娜
“蜿々”のふりがなが多い著者
長与善郎
松本泰
石川三四郎
小栗虫太郎
中里介山
泉鏡太郎
吉川英治
泉鏡花
谷崎潤一郎
木暮理太郎