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蜿々
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うねうね
ふりがな文庫
“
蜿々
(
うねうね
)” の例文
野の中空を、雪の翼を縫って、あの青い火が、
蜿々
(
うねうね
)
と蛍のように飛んで来ました。
雪霊続記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蜿々
(
うねうね
)
と、道は山を
旋
(
めぐ
)
り
巡
(
めぐ
)
って、やがて、東を望む平地へかかって来た。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
桂谷
(
かつらだに
)
と言うのへ通ずる街道である。病院の背後を
劃
(
しき
)
って、
蜿々
(
うねうね
)
と続いた松まじりの雑木山は、畠を隔てたばかり目の
前
(
さき
)
に近いから、遠い山も、
嶮
(
けわ
)
しい
嶺
(
みね
)
も遮られる。ために景色が穏かで、空も優しい。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
薄暮の野に、白い一水が
蜿々
(
うねうね
)
と流れていた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蜿
漢検1級
部首:⾍
14画
々
3画
“蜿”で始まる語句
蜿蜒
蜿
蜿蜓
蜿打
蜿曲
蜿蜿
蜿蜒裊娜